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SEX AND THE CITY [映画]

やっと観てきました!
映画になってパワーアップしてる?!
涙あり、笑いあり・・・

小さな劇場に10人にも満たない観客だったので、心置きなく泣いて笑って楽しめました。

けど、他のお客さん、あまり笑わないのね。
なんだろう?
私とはツボが違う?
あんまり面白くはないの?

こういうイイものを観たあとは心が満たされて幸せな気分になる。
最高です!

女の友情なんて儚い!という概念をたたき崩してくれる。
恋愛も友情も、人生を謳歌するスパイスで、どちらかだけじゃつまらないし、どちらかだけじゃ生きていけない。
女は感情の動物だから、いつだって本能の赴くままに生きるべき。
そこに理性のスパイスを足し、足りなかったら友達が助けてくれる。

まさに、憧れの人生がそこにある。
50歳になったって、誕生日を祝ってくれる友達がいるって、最高じゃないですか?

誕生日を家族に祝ってもらって嬉しいのは子供時代。
誕生日を彼氏に祝ってもらって嬉しいのは恋愛時代。
ずっと歳をとったら、最高の親友たちに囲まれて過ごしたい。

そんなことを思うのはおかしい?


子供の頃、友人たちとは「結婚しても、子供が生まれても、ずっと友達でいようね」って約束した。
けど、現実は・・・?

彼氏ができたら、彼氏だけが優先。
結婚したら、旦那だけが優先。
子供が生まれたら、子供だけが優先。

それでもいいんです。
それもわかってる。

でも・・・ 寂しすぎる・・・

彼氏も旦那も子供も大事。
じゃあ、友達は?
二の次?
三の次?

それってかなり寂しい・・・



私の友人たちはこの作品をいくら薦めても絶対に見てくれません。
理由はタイトルらしい。

確かに、ドラマが始まったころはメインはそれで、キャリーのコラムネタの取材形式が主だった。
きわどい話は相変わらずだし、日本人のたいていの女性が敬遠するような話題や映像満載だけど、それでも、このドラマの趣旨は「恋愛」と「友情」だと思うのだけど。
人生を謳歌する上で、絶対に外せないふたつのスパイス。
大事なものがそこにはあると思うんだけどなぁ。

それに、なんと言っても目に優しい!

世界中の憧れNY。
人種の坩堝。
高級ブランド。
お洒落でキッチュなスポット。
そして、イケメン!(←これは大事でしょう!?)

女が好きなものが満載じゃない?(笑)

だいたい、少し前の私も含めて、日本人はムッツリ過ぎると思う。
男女間のことはタブー視され、黙ってる人が多すぎ。
それなのに、彼氏は欲しかったり、子供は欲しかったり。。。
彼氏が欲しい人って何するの?
子供が欲しい人って?
彼氏と手をつないで公園を散歩してると、コウノトリが赤ちゃんを運んでくるとでも?

未婚時代は彼氏の電話に敏感な親たちも、結婚した途端「子供は?早く孫の顔を見せろ」と言いだす。
それって、直訳すれば「どんどんヤれ!」って言ってるんだと思うけど、なにか違う?


話がズレた。


とにかく、こんな楽しくってすてきなものを見てくれない友人がつまらない・・・。
特にM嬢なんて、好きだと思うのになぁ・・・。
ブランドにも、都会にも、お洒落にも、キッチュなスポットにも興味のない人は別としてさ。

そんな彼女たちは、人生なにが楽しいんだろう?
まぁ、愉しみは人それぞれだからね、仕方ないんだけどさ。



NYという(たいていの)日本人には最高のスポット。
これが、例えばカリフォルニアとかニュージャージーとか、オハイオとかユタとかフロリダとか・・・とにかく、他のどこでもこれほど楽しくはなかったと思う。
いや、別に、アメリカの他の都市(田舎)が嫌いというわけでも、特別NYが大好きだって言うわけでもない。
どこも行ったことないし、特に行きたい!っていう憧れもあまりない。
けど、NYだから楽しい!
NYだからおもしろい!って言うのはある。
流行と情報の発信の街。
様々な人種がごちゃ混ぜになって、男も女も、ヘテロもゲイも、貧乏人も大金持ちも、何かを求めてる街。
都会的なセンスは当然ながら、大都市の汚さも隠さない。
そこにリアルがある。
だから、おもしろい!

それに、流行りの都会的なスポットというのもいい!
おしゃれなカフェ、絶対に立ち入らないようなバー。
憧れのブランドに、高すぎて絶対手に入らないブランド。

現実とかけ離れたものは見てもつまらないという人もいるようだけど、私はそういうのを見るのが大好き。
雑誌もVERYとか見るより、VOGUE見てる方が楽しい。
そこにリアルはないけど、憧れはある。
どんなに伸ばしても手に入らないとわかっていても、望むのは自由だし、高みを望まなきゃ自分は上に行けない。
ドラマだもん。お伽話だもん。
限りなく現実味があってのフィクションが楽しい。
だからファンタジーは結構苦手。
リアルとフェイクの狭間が心地よい。

だって、実際に手に入らないものしか見れなかったら、高級ブランドも、高級ホテルも、海外も東京すら見れなくなっちゃう。
そんな人生楽しい?
OH! MY!!

でも、このドラマの一番の魅力はなんと言っても登場人物でしょう。
お洒落でキッチュで、金も名誉も持ってる女たち。
加齢に逆らいながらも、それを受け入れて人生を愉しむ。
憧れる~!
実際、いま、置かれてる現実は辛かったり、切なかったり、悲しかったりといいことばかりじゃないけれど、過ぎてしまえばいい人生。
そんな風に歩んでいけるって、最高じゃないですかね。


私がこのドラマを好きな理由。
いろいろ考えたけど、一番はエネルギッシュなところかも。
見たあとに、自分もそんな風に生きてみたい!って思える。
人生は謳歌すべき!って前向きになる。
だから何度でも観たい!
何度でも笑えるし、何度観ても泣ける。

これは、絶対、年のせいじゃないと思う。


彼女たちは「after 50 years」もきっと人生を謳歌しながら、素晴らしい家族と友情に乾杯してるんだろうな、って思う。
私も、そうありたい・・・


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