プロデューサーズ [映画]
映画『プロデューサーズ』を見に行ってきました。
あまり、ミュージカルは好きじゃない(宝塚を愛する者としては矛盾な発言)のですが、サエちゃん(彩輝直)が舞台をやった原作の映画版と言うわけのわからない理由
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映画館で発行している情報ペーパーを見て、主演(と言っていいのかと思うんだけど)のひとりがマシュー・ブロデリックと知り、見に行くことを決めました。
マシューくん(なぜか、彼のことだけは『くん』付けで呼んでいる)は『フェリスはある朝突然に』の頃から大好きな俳優さんのひとり。
数年前ハマって見ていたアメリカドラマ『SEX AND THE CITY』に主演していたサラ・ジェシカ・パーカーも大好きで、二人が夫婦だと知った時はびっくり。
なぜかはわからないけど、ちょっと嬉しかった。
そんな理由で見に行ったので、事前にどんなストーリーなのかは殆ど知らない。
もっとも、宝塚を観に行くときだってストーリー展開は殆ど知らないままに行くので、そのことは大した問題じゃない。
問題があるとしたら、今回の鑑賞の仕方かも。
妖しくもエロティック(この二つの要因は私にとって最も重要な要素であると言って過言ではない)でかっこいい男役を演じていたサエちゃんが、おばかチックで悩殺系の女性をどんな風に演じたのだろう、と想像しながら見るのはかなり邪道でした。
風変わりな見方をしてしまったので、正しく作品を認識できたかはわからないけど、私なりに十分楽しめました。
どう演じたのか、想像力と格闘しながらスクリーンに集中すると、そこは青山劇場の一角と化していき、ウーラちゃんに扮したさえちゃんが、歌う、踊る、演じる。
その美貌と姿態の美しさで周りを翻弄する。
客席は魅了され、そのギャップに爆笑の渦が起きる。
私の表情は自然とほころんで、ステージに魅入られていった。
これって、危ない?
やばい行動かもしれないけど、おかげで映画を二倍楽しめました。
しかし、本当の舞台を観れなかったと言う惜念に苛まれることにもなりました。
嗚呼…………
ウーラ役は舞台の役者と違ったようだけど、少なくとも映画の役者よりサエちゃんの方が私にはしっくりきたかも。
実際にはサエちゃんの演技は見ていないのだから、こう言うことを書くのはルール違反だろうけど、愛故に盲目です。
マシューくん演じる会計士役を演じたのが、確か長野くんだったと記憶していたので、これはハマっただろうな、と思いました。
そして、おばかさんだから、キスシーンを見て、長野くんの記者会見を思い出し、むかついていました。
私みたいなおばかなヅカファンはきっと少なくないと思う(^^ゞ
上演後、拍手ができないもどかしいような感じが不快だったけど、このミュージカルはなかなかおもしろかった。
とてもブロードウェイ臭の強い作品だったけど。
オリジナルなら、
サエちゃんが再演することがあるのなら、
観に行ってみたいと思います。
チャーリーとチョコレート工場 [映画]
久々に映画館へと足を運び、映画を観てきました。
映画館で観る、あの独特の雰囲気がけっこう好きなんですよね。
基本的にファンタジーは嫌いなのでほとんど観ません。
子供の頃、学校の行事で無理やり『ET』を見せられたときは、苦痛以外の何ものでもありませんでした。
感想文を書け、とか言われなかっただけ救われましたが。
そんな私がなぜ、『チャーリーとチョコレート工場』を観に行ったのか。
ジョニー・デップが観たかったからです。
美男子でもブ男でもない、なんとも言えない不思議な魅力のある俳優さんだと思います。
なぜか惹きつけられるんです。
つかみ所のない感じ。
それが彼の魅力なのでしょうか・・・。
映画を観る時はできるだけ予備知識を得ないよう心がけています。
人が面白かった、と言うのを聞いただけで、その映画がつまらないものに感じてしまったことが多々あるからです。
今回も、観たいと思っていたので、できるだけこの作品には触れないように心がけてきました。
そのおかげで、ヘレナ・ボナム・カーターが出演ているとは全く知らず、観てビックリ!
メイクの技術だと信じたいのだけど、あの可愛らしかったふっくらした女優さんが・・・かなりビックリしました。
作品的には・・・文字にするのが難しいですね、面白いともいえるし、普通すぎたとも言えるし・・・。
子供たちには見せてあげたいなと、素直に思える作品であるけれど、ジョニー・デップが出ていなければ別に見なくてもいいかな、と思えるくらい何の意外性もない普通すぎる作品だったような気がします。
そう言いながら、姪が観たいと大騒ぎしていたので、連れて行くことを口実にもう一度観ようかなとも企んでいますが(苦笑)。
ようするに、ひねくれているけど、面白かったんですね。
素直に認めるべきですね。
ウンパ・ルンパとリスたちに『nice!』を贈りたいと思います。
一昨日、TVで見たヒュー・グラント主演の『恋するための3つの条件』と言う作品は、べただけど、娯楽的には充分楽しめました。
しかし、なぜ、彼はあんなにコメディー映画にばかり出るのかしら?
ま、好きだけどね。